『やっぱりテスト受けた方がいいよ。』そんな声がまた聞こえるようにもなってきた。確かに自分の麻雀を見られることに関しては何の抵抗もなかったし、むしろ見て喜んでもらえるならそっちの方がいい。
自分の気持ちがまた目立つ方へ、と動かされていた。
今年の3月、連盟の主催する鳳凰戦の決勝に僕は3日間全て足を運んだ。メンバー時代からお付き合いのあった前原雄大プロが決勝に残ったからである。一番最初に僕に連盟入りを勧めてくれたのが前原プロだった。年齢こそ離れてはいるが、僕にとっては友人であり、タイトルを獲って欲しい気持ちは誰より強かったと思う。
たくさんのギャラリーが立って見ている中、席を用意してもらい、セコンドのように彼の後ろについて気を送り続けた。最終日、残り3回戦というところでいったんは首位に立ったが、最後は2着に敗れた。自分のことのように悔しかったことを今も思い出す。

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