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2006/4/28
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手塚 紗掬 (てづか さきく) コラム04:匿名素人雀士のゼロからの雀荘体験記『ポンしてツモのみ』
Profile:佐藤さん (仮名)
東京都在住、広告代理店勤務の27歳。麻雀暦は、深夜残業の合間、隠れてやっている「東風荘」と、営業の出先でサボる際「ファイト倶楽部」を嗜む程度。自称「麻雀は得意」だが、役を知っている程度で点数計算等はできない。「東風荘」でのレートは1264(10月半ば現在)。
About Column

仲間内のセット麻雀かネット麻雀しかやったことのない、麻雀ビギナーがフリー雀荘に行くというこの企画。
全くの素人が送る雀荘体験記を実録する!!

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あっ、明けましてオメデトウございます…。すいません、なんか、仕事が忙しくて中途半端なままになってまして…。といっても、なにも謝礼とかもらってるわけじゃないし、そんなにヒマじゃないんですよ、俺だって…。ただ、サイトの方に何件か「素人雀士のコラムはいつ更新するんだ!」みたいなメールが来ているということで、重い腰をようやく上げようかな、と。ということで、「雀荘初体験記・実戦編」を書いていきたいと思います。
第2回「初めての雀荘」

いやぁ、行って来ましたよ。フリー雀荘に。場所は川崎って、俺住んでんの千葉なんですけど…。ちょっとはこっちの都合も考えて行く店をセレクトして下さいよ…。近代麻雀見たら千葉の方にもいっぱい雀荘あるじゃん!「ヤング麻雀の殿堂ウェルカム」とかさ。でも、ビギナー大歓迎の店だというもんで行って来ました。休日1時間半かけて、川崎まで。

行く電車の中では、俺のバイブル「天牌」最新号を熟読しながら思いっきりテンション上げて行きました。そんで着きましたわ、川崎に。川崎って降りるの初めてで、なんか工業地帯みたいなのを想像してたんですが、駅はデカイし結構キレイな街ですな。「あぁここか…」東口駅前の大通りを徒歩で2〜3分行ったところにある0.5の雀荘、「まあじゃんMAP」でございます。MAPは"マージャン・アミューズメント・パーク"の略だそうです…。

「やっぱりいるんだ、女の子」
「いらっしゃいませ〜」。「えっつ?」少々警戒していたためやや伏し目気味だった俺は、お店の入り口をくぐるなり聞こえてくる黄色い声に一瞬たじろぎました。顔を上げると、そこには俺に満面の笑みで微笑みかけている女の子が。やっぱりいるんだ…女の子
ポツネンと立ちすくむ俺にすかさず「初めてのご来店ですか?ルール説明をさせて頂きますのでこちらで少々お待ち下さい」と捲くし立ててくる彼女。おぃおぃ、嫌いじゃないよ、こういうテキパキとした女の子って。なんてこと考えているとすかさずルール表なるものを持ち出して説明を始める。いゃ、でも、ちょっと待ってくれ!"パオ"ってなんですか?
だんだん麻雀用語がわからなくなってきたところで思い切って「すっつ、すいません…。あのぉ、雀荘初めてなんですけど…」と恐る恐る告白する俺。一瞬「へっ」というような顔をした彼女だが、「あぁ、全然大丈夫ですよ。そういう方も結構来られますから。スタッフがサポートしますので大丈夫です。雀荘初体験ですね。それじゃぁ今日は頑張りましょう!」だって。いいね、いいね。なんだか楽しくなってくる俺であった。
「いざ勝負!」
ルール説明が終わると「じゃあ卓の方にご案内しますね」。ってもうやるの?ちょっとなにかこう、何か無いんですか?ウォーミングアップとか何かさ。「いゃぁ、もうちょっと待ちますわ…」なんて言うのも情けないんで席に着きました。ああ、10年振りかな雀荘なんて。高校の時に行った高田馬場の雀荘以来。もちろんセット麻雀ですけどね。と、ここで大問題発生!「まずい、点数計算できないって言うの忘れた!」尋常じゃない汗を手にかいちゃってるんですけど!と戸惑う俺をヨソにいよいよゲームがスタート。さぁさぁ、どうする?俺!。
さっきルール説明をしてくれた女の子も同卓してくれてゲームがスタート。初っ端からまたまたアクシデント。全自動卓なんて超久しぶりだったから、サイコロ振るボタンってどれですか?って感じで若干挙動不審気味になっていると、「あっ、佐藤さんここを押してもらえれば」と背後から声が。雀荘初めてってことで、俺の背後に1人男性スタッフを配備してくれていたらい。「ナイスアドバイス!スタッフさん!」。サイコロを振るとどうやら俺が親のよう。親ってアガると点数高いんですよね?確か。よし!幸先が良いぞ!でもアガったらどうやって点数申告しようかな…。

「鳴けない…」
その後もスタッフさんが「あっ、佐藤さん、ここからスタートです」と配牌の取り出し口を教えてくれたり、「捨牌は6枚づつ並べましょう」とか、「この牌(ドラの2個となりの端っこの牌、何て言うんですかね?)は降ろしておいて下さいね」とかどしどし教えてくれる。心配していた点数計算も他の人が上がった時は「あっ、佐藤さん、○○さんに2,000点です」とかすかさず教えてくれるし。まさに完全ナビ状態。しかし、肝心の自分の麻雀はというと、アガれる気配がいっこうにない。リーチをしても誰も出してくれないし。
あと、中とか2枚くらいあっても最初はなかなか鳴けないっす。「ポン」とか言うのが恥ずかしいというか、「こいつ中のみかよ!」とか思われたらどうしようとか考えちゃうと…。でもゲームの途中になると慣れてきて、「ポン」とか「チー」とか普通にできるようになりましたよ。基本は「メンタンピン」が好きなんですけどね、俺。
初めは若干ビビッテいたせいか、牌をツモる指先が小刻みに震えていた俺ですが、やってくうちにだんだんと慣れてきます。なんだ、結構普通だな。仲間内でやっている時のような冗談の言い合いみたいなのは流石にないですが、皆淡々とやっていてマナーも良いし。俺が点数わからないことが判明すると、お客さん同士で点数とかも教えてくれるしね。結局、1ゲーム目は3,900点とか2,000点位の小技で何回かアガり、終わってみたらナント2着!たったの400Pでしたけど、無償に嬉しかったっすね。
あと、俺が気付いた裏ワザ1つ教えますよ。赤いのあるじゃないですか、5とか五とかのなかに1個だけ。あれ持っといたほうがいいですよ。あれって持っててアガると100Pとか点数の他に貰えるんですよ。100Pっていったら2,000点分ですからね、大きいですよ。だから、赤いのが来たらなるべく自分の手の中で活かした方がいいです。ねっ、結構タメになるでしょこの体験記も。余りほかの人に言わないほうがいいですよ。気付いてない人もいるかもしれませんから。
「また来ちゃう?かも…」
で、結局4ゲームやりました。成績は、2着3着4着4着。ジリ貧ですか…。でも結構楽しめましたよ。途中から入ってきたおじちゃんは、俺の所が割れ目になると必ず例の牌(ドラの2個となりのヤツ)を降ろしてくれたり、やさしく「ドラめくってよ」とか言ってくれてたしね。ネットやゲームとは全然違う楽しみがありました。やっぱり実際の牌を使って人とやってると「ああ俺麻雀してんなぁ」って実感しますしね。
出来ないのに摸牌のフリするのも楽しいじゃないですか?玄人ぶって、何かね。まぁ、点数分かんない時点で素人ってバレちゃってんですけど。いいんですよ、それで。実際、ちょっと麻雀覚えようかなって気にはなりました。俺くらいの素人が行っても平気だったんだから、多少かじってる人だったら全然大丈夫だと思いますよ。本当に。勝てるかどうかはまた別問題ですが。
ということで、麻雀素人の体験記はこれで終わらせていただきます。皆さん、くれぐれも赤い牌は有効活用して下さいね。って、何?「今度は千葉よりの雀荘用意しとく」って?え、何?これってまだ続くのかよっ!

ドキドキ度 ★★★★☆
素人モテナシ度 ★★★★★ (スタッフの皆サン、ありがとうございました!)
収支状況 ★☆☆☆☆(...)


[ポンしてツモのみ バックナンバー]
第1回 「フリー麻雀って何?」
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